
iPadでイラストは描けるのかな?
やっぱりパソコンも必要なのかな?



イラストレーター歴13年、Photoshop歴20年の卯月まめです。
私も去年からiPad proを購入して、イラストを描いています。
この記事ではこんな事がわかります
- iPadをイラスト制作ツールとして使ってみた感想
- iPadのメリットデメリット
使用した際の感想や、iPadのメリット デメリットなども正直お伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
お絵描きツールとしてiPadを使ってみた感想


私が持っているiPadを紹介します。
iPad Pro 12.9インチ 第5世代(2021年5月発売)


私は今のところiPadでラフイラストを描いて、仕上げをパソコンのPhotoshopでしています。
なのでiPadとしては完全にオーバースペックですね💧
描き心地は想像以上に良いです!
筆圧感知、傾き感知も良好で、実際に紙と鉛筆で描いているような感覚です。
使用しているイラストソフトはProcreate


こちらのイラストはiPadのProcreateで描きました。
シンプルで使いやすく、特にブラシの描き味がすごく良いです。
また、Procreateは買い切りで1220円なので、かなりお買い得です。
iPadを持ってる人だったらおすすめのイラストソフトです!
iPadのみで完結できる
パソコンが無くても、iPadのみでイラスト制作~取引先の連絡、納品やSNS投稿まで、すべて完結できます。
実際に、海外で旅をしながら、iPadでイラストのお仕事をしているイラストレーターさんもいらっしゃいました。
iPadで描いているイラストレーターさんもたくさんいる
iPadを使ってイラストを描いているプロのイラストレーターさんはたくさんいらっしゃいます。
多田由美さんはProcreate用のブラシも配布されていました。
モレシャンさんはProcreate講座の動画も配信されています。
とても参考になるので、Procreateを使い始めたらぜひ見てみてください。
iPad本体以外にも必要なもの


イラストを描くためにはiPad本体以外にも周辺機器が必要です。
あれば便利なものも含めてご紹介いたします。
イラスト制作には必須の周辺機器
- ApplePencil
- ペーパーライクシート
ApplePencil
筆圧感知や、傾き感知のほかにもタップ機能も便利です。
他にも代用できるペンがあるようですが、筆圧感知が弱かったり、無い場合もあります。
ペーパーライクフィルム
保護フィルムの無い画面や、ガラス系保護フィルムがついた画面だと、ツルツルしすぎてペンがすべりすぎてしまいます。
また保護フィルムが無い状態でペンを画面に押し付けると傷のもととなります。
ペーパーライクフィルムを貼ることで、画面をペンの摩擦から保護しつつ、紙のような質感にすることで描き心地が格段にアップします。
こちらはiPadのタイプや大きさで商品が違うので、きちんとお手持ちのiPadのモデルやサイズを調べてから購入してください💦


あると便利な周辺機器
- カバー
- スタンド
- キーボード
- マウス
ケース
本体を衝撃や傷から保護するためのカバーやケースです。
外出先に持っていく事が多い場合はあった方が安心です。
こちらのケースには蓋を三つ折りしてスタンドにもできます。
また、オートスリープ機能や、ApplePencilごと蓋ができるところもポイントです。


スタンド
描きやすい角度や高さにiPadを置く事ができるスタンドです。
デスクやテーブルなどに、iPadをペタっと置いて長時間イラストを描くと、肩こりや腰痛の原因になります!💦
私が腰痛がひどい時に、デスクにこのスタンドを使って立ちながらiPadでイラストを描いてました。
実は立って描いた方が腰痛予防になります💡


キーボード
ブログ作業などをiPadでもしたい場合は必要になってきます。


マウス
キーボード同様 個人的にブログを書く際は欲しいかなと思います。
iPadのメリットデメリット
イラスト制作ツールとしてのiPadのメリットデメリットです。
メリット
- 持ち運びができる
- 手軽にイラストを描ける
- 場所を取らない
オフラインでもイラストは描けるので、場所を選びません。
スタバでまったりコーヒーを飲みながら、絵を描く事もできますね。
iPadはこんな人がおすすめ
- パソコンを持ってない人
- 外出先でもイラストを描きたい人
- 小さな子供がいて隙間時間しか無いという人
iPadAirやProはほぼパソコンのような性能と言われています。今現在パソコンを持ってないけど、CGイラストを描いてみたいという人にはかなりピッタリのツールと言えます。



子育ての合間に、ちょっとずつでも絵を描きたいという人には、まさに神ツールです。
また、パソコンのようなめんどくさい電源オンオフの必要が無いのも楽ですね。
小さなお子さんがいて、まとまった時間が無い人でも、隙間時間にイラストが描きやすくなります。
デメリット
- 充電が必要
- レイヤー数に制限がある
iPadで使えるイラストソフトのほとんどが、レイヤー数に上限があり、Live2D用のイラスト制作には完全に不向きです💧
こんな人はiPadには不向き
- Live2Dを本格的にやりたいと思ってる人
- レイヤーをめっちゃ使う人
- Photoshopを使いたい人
Live2D自体がiPadでは動かせません💧
またiPadではレイヤー数に制限される事も多いので、パーツ分けの際にレイヤーの数を必要とするLive2D用のイラストを描くのにも向いていません。
iPad版のPhotoshopもありますが、まだ性能がパソコン版においついてないのが現状です。
イラスト制作以外のiPadの用途


iPadはイラスト制作以外にも用途があります。
音声アシスト siri
音声アシストのsiriが搭載されているので、クリックやタッチ無しで、声だけで簡単な操作ができます。
私は毎日今日の天気予報、今日の風速、タイマーやアラームなどの設定をsiriにしてもらっています。
ゲーム
App StoreにあるゲームならiPadでできます。
ブログを執筆する
キーボードがあればブログも書けます。
どのiPadが良いの?
どのiPadが良いかは、何をどこまでしたいかにもよります。
本格的な商業用のイラストを描いたり、動画編集などもしたいのであればiPadProか、iPadAir。
ラクガキ程度であればどれでもOKです。
ただしメモリが8GM以上ないと、お絵描きソフトでの最新の機能が使えないなどがあるので注意が必要です。



個人的には価格と性能のバランスが良い2022年3月18日発売予定のiPadAir(第5世代)が一番おすすめです。
iPadでのイラスト制作はかなり良いです
- iPadの描き心地はかなり良い!
- iPadでイラストを描いているイラストレーターもたくさんいる
- イラストを描く以外の用途もある
使いこなせれば、どこでもイラストが描ける生活がおくれますね。
ぜひ楽しいお絵描きライフを!